借金の返済でお困りの方へ
司法書士法人なのはな法務事務所は,借金を整理して再出発を図る方のために,
全力でサポートします。お気軽にご相談ください。
※English version of this page (Settlement of Obligation) is available.
借金の整理は,自己破産だけではありません。司法書士が代理人となって,金融機関と 支払方法を交渉する任意整理や,住宅を残したまま借金を整理する民事再生などの方法 があります。また,借金の返済が困難な方には,以後の利息や遅延損害金をカットして減額された元本のみを分割して返済することができる場合もあります。さらに,高金利(年利18%超)で消費者金融などからお金を借りており,かつ7年 程度の取引がある場合には,利息制限法の規定により借金の額が減少し(※注), 借金 を全部払い終えている場合があります。また7年を超える取引がある場合には,過払金 といって,お金を消費者金融などに払いすぎており,お金がいくらか返ってくる場合も あります。
このように,借金の整理には,いくつかの方法があります。司法書士にご相談いただ ければ,ご事情にあわせてもっとも有利な方法をアドバイスいたします。お気軽にご相 談ください。
※注 借金の額が減少するしくみ
利息制限法により,法律上有効な利息は,元本が100万円未満の場合には年18%ま で,10万円未満の場合には年20%までと定められています(同法1条)。したがっ て,それを超える約定利息の定めはその超過部分につき法律上無効であり,借主が超過 利息を支払った場合には,当然に元本に充当されます。その結果,借金の額が減少する 場合があります。
破 産 | 民事再生 | 特定調停 | 任意整理 |
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対象となる方 | |||
債務超過の 状態にある債務者 |
債務超過のおそれのある債務者 | 支払不能の おそれのある債務者 |
すべての債務者 |
根拠法 |
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破産法 | 民事再生法 |
特定債務者等の調整の促進のための 特定調停に関する法律 | 特になし。 ただし,司法書士の業務権限を定めたものとして司法書士法3条 |
裁判所の関与 |
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裁判所が関与します | 裁判所が関与します | 裁判所が関与します | 裁判所が関与しません |
主な特徴及びメリット |
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主な財産はなくなります。その代わり,免責決定後は,借金はすべて無くなります。 | 住宅を残したまま借金の総額をおよそ5分の1程度に圧縮することができます。圧縮した借金は原則としてその後3年間で分割返済していきます。 | 各債権者との間で,遅延損害金や利息をカットし,かつ分割返済を認めてもらうよう 交渉します。 | 司法書士が代理人となって,各債権者と返済方法について交渉します。 このとき, (1)利息制限法による引直計算をした残債務額について, (2)遅延損害金カット, (3)将来利息なしの和解契約を組むよう交渉いたします。 |
デメリット |
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主な財産(土地,建物など)は無くなります。 破産手続中に限り,保険の仕事に就けない,会社の役員になれないなどの一定の資格制限があります。 また,破産者の住所及び氏名が官報に掲載されます。 さらに,詐欺的な借入れやギャンブルをして借金をしたなどの一定の事由(免責不許可事由)がある 場合には,裁判所が免責決定を出さない場合があります。 |
裁判所が借金の返済可能性を吟味するため,継続的な収入の見込みのない方は利用することが困難です。 | 過払金のある場合には,これを取り返すために,別途弁護士又は司法書士に依頼する必要があります。 | 裁判所が関与しません。その代わり,司法書士が借金の額を正確に把握し,各債権者との交渉にあたり,債務者に最も有利な和解契約を組むことになります。このように司法書士の果たす役割が大きいこと から,1社あたりの報酬額が他の方法に比べて割高になります。 |
標準的な必要期間 |
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司法書士に 依頼後 6ヶ月程度 |
司法書士に 依頼後 8ヶ月程度 |
司法書士に 依頼後 6ヶ月程度 |
司法書士に 依頼後 6ヶ月程度 |
標準的な費用(実費含む) |
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150,000円から | 250,000円から | 現在,当事務所では 取扱いありません。 | 90,000円から |